以前から活動のご案内をしている、奄美ネコ問題ネットワーク(略ACN)の活動報告です。
奄美ネコ問題ネットワークとは、「NPO法人奄美野鳥の会」、「奄美哺乳類研究会」、そして当団体「一般社団法人奄美猫部」が中心となり、ネコ問題の啓発を行うことを目的として結成した団体です。
これまで、さまざまな啓発イベントの開催や小中学校を対象とした出前授業など行ってきました。
昨年度から、新たな取り組みとして地域の屋外のネコのモニタリングや減少を目的とした、外ネコ調査の活動も始まりました。(以前のブログもご参照ください)
そしてこの度、その外ネコ調査のまとめや、奄美哺乳研究会が長年取り組んでいる森林域の自動カメラ調査と屋外ネコのGPSを用いた行動追跡調査の結果をまとめたものと一緒に、小冊子を制作することができました。
現在奄美大島では、深刻化するネコ問題解決のために全国的にもかなり進んださまざまなネコ対策が行われていますが、管理計画(*)にもある通り、未だ充分という訳ではなく改正や検討を重ねていくことが必要とされています。今回の小冊子では、奄美哺乳類研究会はじめACNからも、これまでの調査結果や現状の分析を基に、これからの対策の改善点をまとめた提言もさせていただいています。
(*)「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」の略称です。
どなたでも無料で自由に閲覧できます。
以下のリンクからダウンロードしてご覧ください。