春の猫問題啓発キャンペーン第3弾のお知らせです。
この度、奄美猫部制作のねこ条例啓発のための実写マンガ冊子、その名も『精霊戦隊ネコレンジャー』が、やっと完成、そしてなんと奄美大島全域に全戸配布となりました〜。
この啓発冊子は、奄美大島ねこ対策協議会が主体の「飼い猫の適正な飼養及び管理に関する条例(通称:ねこ条例)」の啓発を目的とした事業の一環で、奄美猫部が請負制作いたしました。
奄美大島全域の32,000世帯すべてに全戸配布される予定です。
内容は、奄美ネコ問題ネットワーク(ACN)(奄美の自然保護団体のNPO法人奄美野鳥の会・奄美哺乳類研究会・(一社)奄美猫部が中心となりと共に活動しているネットワーク)が開催した啓発イベントで、有志が集い上演した寸劇が元になっています。
猫問題についての問題提起は進んできたように思いますが、本当の意味での啓発がまだまだ行き届いていない実感を多くの関係者が抱き続けています。
このマンガはその部分をお伝えするような内容になっています。
奄美大島で猫を飼う時は条例を守って飼いましょう!という一見単純な内容ですが、何のために条例があるのか、制定の目的や意義なども、間接的でありながらもユーモラスに伝えることができたのではないかと思います。
ねこ条例は、決して猫を、また、猫を飼っている人を悪者にしたいわけではなく、猫を幸せにするための条例です。加えて野生動物・自然環境も共に守っていけるようなとても意味のあるものです。
それはすべて、
猫部の発足時からの願いでもありスローガンになっている、「人も猫も野生動物も住みよい島へ」につながっています。今回、こんな形で啓発へ協力できたこと、本当に良かったです。
奄美ネコ問題ネットワーク(ACN)イベントでの寸劇の様子
今回の実写でのマンガ化にあたって、寸劇に出演していただいたキャストの皆さんの協力と、奄美ネコ問題ネットワーク(ACN)の皆さんの協力があって実現しました。
本当にありがとうございました。おかげさまでより多くの皆さまに、メッセージを届けることができると思います。
また、このマンガ配布のニュースは、地元新聞はじめ、多くのメディアでも取り上げていただき、掲載していただきました。
猫問題啓発キャンペーンは、残すことあと1弾です!
近日、ご案内いたします。