ACNネコ管理モデル地区計画スタート


奄美ネコ問題ネットワーク(ACN)での活動のご報告です。

奄美ネコ問題ネットワークとは、奄美大島におけるネコ問題の周知啓発と解決に向けて、奄美大島の自然保護団体「NPO法人奄美野鳥の会」と「奄美哺乳類研究会」、そして「一般社団法人奄美猫部」の主に3団体が中心となって活動しています。

代表して、奄美猫部の HPでご報告させて頂いています。

現在、小・中学校を対象にネコ問題についての出前授業を中心に取り組んでいますが、今年度から新たなネコ問題へのアプローチの一つとして、奄美市環境対策課と大熊町内会のご協力のもと、将来的に地域の屋外ネコゼロを目指す「ネコの管理モデル地区計画」をスタートしました。

ネコ問題は、その地域に住む方々が関わっている問題でもあり、地域の住民の皆さんにも身近に感じて頂き一緒に考えていけるような取り組みとして始まっています。

場所は、奄美市名瀬大熊町旧集落地区。

今回、大熊地区の選定に至っては、奄美猫部の事務局が大熊町内にあり猫部代表久野の出身地でもあるご縁から、大熊町内会と奄美市との協議を進めて決定に至りました。

改めて感謝いたします。

その第一段の取り組みとして、5月6日と12日の2日間にわたり大熊地区旧集落の屋外ネコの生息数調査を行いました。

両日ともに、大熊町内の小・中学生、保護者の皆さま、青年団・壮年団合わせて20数名の協力頂き、エリアごとに分かれてもらい、約45分間、ネコを見つけたら発見した場所の記録・カメラでネコを撮影という作業を繰り返し、その後、撮影した画像を確認しながら個体識別や発見場所の集計作業を行ってもらいました。

後日、ACNのほうで2日間の結果を照合し、まとめました。

結果は以下の通り。

確認総数:25頭(ノラネコ20、飼いネコ5)

 ノラネコ20頭内訳

 不妊化(耳カット)ネコ:11頭(55%)

 未不妊化ネコ:7頭(35%)

 不妊化不明ネコ:2頭(10%)

この結果を奄美市環境対策課と共有し、市のTNR事業で作業を進めていただく予定です。(※ TNR:ノラネコの不妊化作業。捕獲(T)し、不妊手術(N)を行い、元の場所に戻す(R)の一連の作業のこと。)

もともと奄美猫部や個人でTNRをしたネコも多くいたため、不妊化ネコの割合は高いのですが、TNRの効果があるとされる不妊化率(75〜90%)には達していないので、さらに多くのネコを不妊化する必要があります。

そしてさらに、TNR後も、数の推移や生息状況を継続して調査し、検証していくことが大切だと思います。

まずは、住んでいる地域のネコの数がどれくらいなのか知ることが第一歩。 「少なくなった」「意外に多くいたね」など、感想は様々でしたが、ネコが好きな人も嫌いな人も、実際に、作業やデータを共有して考えていくことが何より大切なことかと思います。

今回、大熊町内会と奄美市のご理解と協力があってこの企画のスタートにつながりました。

本当に感謝です。今後の展開も、またご報告いたします。

屋外調査の様子。

カメラと地図を使っての慣れない作業にも関わらず、子供たちも一生懸命頑張ってくれました。

集計作業の様子。

地元紙「南海日日新聞」にも取り上げて頂きました。


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